よくある質問
当塾によくいただくご質問にお答えします。
- リハ塾SHINさんの対象となる人をもう少し詳しく教えてください。
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脳卒中専門という表現をしていますので、まずは「脳卒中」という言葉について説明いたします。
脳卒中とは 脳の血管が破れるか詰まるかして、脳に必要な血液が届かなくなって、脳の神経細胞が障害される病気のことをいいます。
この脳の血管が破れる、切れるなどの病気のことを脳出血、脳の血管が詰まることを脳梗塞と一般的にはいいます。
ですので当塾は、脳出血(くも膜下出血も含む)、または脳梗塞による後遺症をお持ちの方が対象者となります。
- リハ塾SHINでは、手足の動かない麻痺の方だけが対象ですか?
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いいえ。
麻痺といっても、ご質問のように思うように動かない運動の麻痺の症状をお持ちの方もおられますが、同時に多くの方が手足の感覚が鈍いとか、逆に過敏になったとか、あるいは変な違和感があるという、いわゆる感覚麻痺由来の症状をお持ちの方も対象となります。
加えて身体の部位でいえば、手足の麻痺だけではなく、唇や舌などの麻痺による、いわゆる嚥下障害を持つ方も対象となります。
また、この他、どうも左側にある物を不注意で見落とす、あるいは見落とすと家族から言われるなど(注意障害、半側空間無視など)でお困りの方、あるいは麻痺していない手足の動きが、どうもぎこちなかったり、不慣れということ以上にどうも不器用な感じがあって、箸やハサミなどの道具がうまく使えないなど(失行症)、いわゆる高次脳機能障害の方も対象となります。
- リハ塾SHINさんは、家庭訪問型ということですが、私たちが塾に通うということではないのですね?
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そのとおりです。
- リハ塾では、発症してからの期間の縛りなどはあるのですか?
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いいえ。当塾では発症から期間でリハビリを受けられないなどの制限はありません。
- リハ塾では、対象は脳卒中とのことですが、それ以外の病気は受け入れてくれないのですか。
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原則的にはそうなります。「なんでもやります。」と安易にはお引き受けできません。当塾でできること、できないことのすみ分けは、しっかりすべきという考えを持っています。
しかしながら、リハビリのご相談にはのらせていただきます。
- リハ塾SHINさんが考える、良くなる(改善する)可能性、要素ってなんですか?
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あくまで一般論となりますが、1つは脳の傷を受けた範囲が小さければ、小さいほど改善可能性は高いといえます。
2つ目は発症からの期間が経過していない早期な方ほど、改善可能性は高いともいえます。
3つ目はその早期の時期に集中的(量的におおいほど)であるほど改善の可能性は高いと考えられています。
4つ目は、リハビリに対して意欲があり、また集中できる時間も長ければ改善の可能性も高いといえます。
5つ目は、リハビリの内容を理解して、取り組むことも関係していると思います。
勿論、これらの前提としてリハビリを提供するこちら側の知識・技術力が高く、対象の方と息が合うこと等もあげられます。
- リハ塾SHINでは、どのくらい継続したリハビリは可能ですか?
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原則3か月、最大6か月としています。自費、保険外だからといって、望めばずっとという、エンドレスというわけではありません。
当塾のリハビリ専門家が評価し、実際にリハビリを行うなかで効果がこれ以上見込めないと判断した場合は、終了とさせていただく場合があります。
- リハ塾SHINのリハビリは、どんなリハビリか試してから、考えたいのですが、そういうサービスはありますか?
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あります。
当塾では「体験プログラム」というシステムがありまして、初回無料です。
ですので、是非一度体験してみて、当塾の塾生となって、リハをしっかり受けたいという気持ちになるか、お試しいただければと思います。
- リハ塾は、家庭訪問型の塾とのことですが、訪問リハビリと何が違うのですか?
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リハビリの頻度が同じであっても、1回のリハビリ時間が当塾のほうが長いので、じっくりリハビリに取り組めると思っております。
当塾は基本1時間半(90分)で、曜日などによっては、最大2時間受けることができます。
このほか、訪問リハビリの専門職の担当者が複数人いる場合(PT,OT,ST)、例えば、歩行のリハビリ、手のリハビリ、嚥下のリハビリを実施する際に、各専門家が用いる理論が異なる場合が少なくありません。
当塾では、1つのリハビリの理論で一貫性をもって手、足、口のすべて行えるという特徴があるので、戸惑いなどを感じることがありません。
- リハ塾は家庭訪問型とのことですが、どの地域でも訪問してリハビリしてくれるのですか?
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いいえ。訪問する地域は原則、指定地域を設けています。
当塾の訪問指定地域は、当塾事務所所在地(滋賀県草津市内)から、一般道路を使用し、往復所要時間50分、あるいは片道10キロ以内を1つの目安としています。
それ以上の時間、あるいは距離となっている場合は、対象外となりお断りさせていただくことがあります。
ただし、強い要望があり、当塾でマネージメントできると判断した際は、お引き受けさせていただきます。
ただしこの場合、別途交通費を都度いただくことになります。
- リハ塾では嚥下障害に関してもリハビリがしてもらえるとのことですが、言語のリハビリもしていただけるのですか?
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いいえ。残念ながら、言語のリハビリは対象外となります。